2008/09/21
リーマン・ブラザーズ・ホールディングス(Lehman Brothers Holdings Inc.)の破産申告と、メリルリンチ(Merrill Lynch & Co.)の買収を始めとするウォールストリートの動乱の中で、ほとんどの高級ブランドの株価が下落した。
ダウ・ジョーンズ(Dow Jones)の工業平均は、9/15朝の時点で３３０ポイント以上下落した。リーマンの破産と、メリルリンチのバンク・オブ・アメリカ(Bank of America)による買収は、米国金融システムの信用危機に端を発するものであり、市場顧客の信用を大きく揺るがした。
ウォール・ストリートの企業において今後予測される人員削減は、高級品消費の更なる減速を意味するだろう。
サックス・フィフス・アベニューを運営するサックス(Saks Inc.)の株価は、５％以上の６１セント安の10.82ドルとなった。また、ティファニー(Tiffany & Co.)の株価は、ほぼ４％減の40.43ドルとなった。
ポロ・ラルフローレン(Polo Ralph Lauren Corp.)の株価は、87セント下落し72.41ドル、コーチ(Coach Inc.)の株価は、9/15午後の取引で、25セント安の29.35ドルとなった。