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2009/09/20


マリオットが、アジアで新たに21の契約を締結

REUTERS

ホテル運営会社のマリオット・インターナショナル(Marriott International Inc)は、9日、アジア市場が成長し、アジア太平洋地域で21のホテル・リゾート施設とマネジメント契約を締結したことを発表した。

マリオットの発表によれば、同社は、合計約7,000部屋にもなるホテルを、2013年末までに開業する予定である。 これにより、合計51,500部屋にもなる154軒のホテルを、アジア太平洋地域の18カ国に展開することになるとのことだ。

『ザ・リッツ・カールトン(the Ritz Carlton)』や『ルネッサンス(Renaissance)』、『マリオット(Marriott)』などのホテルチェーンを運営するマリオットは、世界同時不景気や新型インフルエンザによる個人、企業の旅行控えで、大きな打撃を受けてきた。

「2008年末は、厳しい状況でした。 しかし、アジア市場は、今、勢いがあるのです。」と、マリオット・ロッジング・インターナショナルのプレジデント兼、マネージングディレクターのエド・フラー氏は述べた。

アジアは、全体的に、他の地域よりも遥かに成長の早い地域であり、レジャーとビジネストラベルにおいて、大きく成長する見込みであることを、同氏は語った。

「客足は戻ってきています。 中国本土の旅行が成長続けています。」

フラー氏によれば、中国には、現在、世界第3位の旅行人口がいるが、今後3、4年のうちに、第1位になるだろうと見込まれている。


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