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2009/02/08


初の高級電動スポーツカーは、バッテリーバイク

guardian.co.uk

ミッション・ワンが、初のクリーンエミッション・グランプリである、この夏開催のTTXGPマン島レース(TTXGP Isle of Man)に参加

カリフォルニアの企業が、世界最速の電動バイク、ミッション・ワン(Mission One)を発表した。

サンフランシスコを拠点とするミッションモーターズ(Mission Motors)が製作したこのバイクは、時速150マイル(約240km)で走行可能であり、以前に英国で作成されたTTX01よりもずっと速い。そして、現在、米国顧客向けに販売されており、2010年までの出荷が計画されている。

バイクの歴史には、テスラモーターズ(Tesla Motors)のロードスター(Roadster)の残響がある。ロードスターとは、グーグル(Google)創始者のLarry Page氏やSergey Brin氏などを含むクリーン技術投資家の支援を受け、カリフォルニアで計画、設計、製作された高級電機スポーツカーである。

ミッションモーターズの創始者であるForrest North氏は、かつてはテスラの社員であり、2007年、石油燃料のパフォーマンスに排気ゼロを統合させるという目標のもと、ドゥカティ(Ducati)バイクを電動仕様に作り変えることをはじめた。

「バイクマニアでありエンジニアとして、バイクに対する情熱と、電気自動車の新たな基準を作るこの革新的なバイクを製作するという思いを一緒にすることができると信じいました」と、North氏は、カリフォルニア、ロングビーチで行われたTEDカンファレンスでのバイク発表会において述べた。

North氏のバイクは、ノートPCや携帯電話と同じく、リチウムイオンバッテリーを動力とし、2時間の再充電をはさんで、時速150マイルで走行すると報告されている。

発表されたモデルは手作りの試作品であった。まだ、一般道で150マイルのテストは行われてないが、ミッションモーターズの広報によれば、「この試作品が目標スピードを達成することは間違いない」との事だ。

テスラとミッションモーターズは、製品のターゲットを富裕層グリーンモーター支持者としており、今後、英国で9万2,000ポンドでの販売を考えており、初回限定の50台は、6万8,995ドル(4万7,100ポンド)で販売する予定だ。初回版は、この夏までに販売される予定だ。

ミッションワンは、この夏のTTXGPで初めて、英国バイカーと電気自動車ファンにお目見えすることになる。TTXGPは、自身を世界初のクリーンエミッショングランプリと宣伝する、マン島でのバイクレースである。「ミッションは、これまでのスピードの限界を超えており、なおかつ、電気自動車の経験豊富なメンバーがそろっている」と、TTXGPの創始者である、Azhar Hussain氏は述べた。

今日の英国でのほとんどの電動バイクは、事実上、時速60マイルが限界の、Vectrix VX-1や、Ego Street Scootaなどのスクーターである。





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